ライフサイエンス分野のIoT化
先日実家へ帰ると祖父が血圧を測っていました。
ポータブル式の血圧計でしたが
測定の都度血圧計を準備するのは面倒くさいなと思いました。
血圧計も多種多様にあり、アームイン式、手首式、
スマートフォンと連携出来る物など
最近ではスマートウォッチに血圧測定機能が付いたものが発売されています。
私も前々からスマートウォッチが欲しいなと思っていましたので、
どのような機能があるのか?調べてみました。
スマートウォッチの機能では
日常的な活動量や健康状態の測定をメインに考えるなら
歩数、心拍数、運動量、消費カロリー、血圧、睡眠状態などを
計測できるモデルが適しています。
一定時間動きがないと運動を促したり
心拍計などからストレス度合いを把握したりと、
運動強度を最適化する機能を備えた製品もあります。
多くのスマートウォッチでは、電気信号による心拍数の測定結果と
光学センサーを使った血流の測定結果を組み合わせて、血圧を算出しています。
光学センサーを使った血流測定は、緑色発光ダイオードを用い
血液が緑色の光を反射する仕組みを利用します。
血管に緑色の光を当てると、血流が多い時(心臓が脈打った時)と
少ないときでは光の反射の仕方が異なります。
その反射の違いをとらえて、血流を測定するのです。
身体の異常を検知したら
あらかじめ登録している連絡先へ発信する機能もついています。
改めてどのようなセンサーが盛り込まれているのか?調べてみました。
歩数・・・加速度センサー
心拍・・・光学センサー、PPG,ECG
角度・・・ジャイロセンサー
液状ON,OFF・・・近接センサー、ジャイロセンサー、モーションセンサー
光量・・・周囲光(照度)センサー、温度センサー、湿度センサー、
気圧センサー、紫外線センサー
血圧については残念ながら目安程度でしか測定できないとの事ですが、
オムロンからリリースしている「Heart Guide」はオシロメトリック法で
従来の医療用血圧計と同様に空気で膨らますカフが付いたスマートウォッチは
アメリカ食品医薬品局FDAから認可されており
血圧計と同じレベルの精度で血圧測定できるとされています。
今後、ライフサイエンス分野のIoT化はどんどん進んでいくと思います。
5Gの活用による遠隔診療等様々な可能性があります。
スマートウォッチの機能を上手く活用し
健康管理に役立てれるのではないでしょうか。
ヘルスケアや医療は
病気と思っていない人にとって興味が薄いかもしれませんが
健康を目的にするのではなく手段とし
健康の先にあるゴールを意識する事が重要だと思います。
オーティスの加工技術とライフサイエンス業界への関わり
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社としましても
ライフサイエンス業界への関わりは必須のテーマと考えており
既にいくつかの実績も有しております。
卓越したプレス加工技術を核とし
高精度なプレス加工、厚板に対しての細幅抜きへの挑戦、
バリ、ダレの抑制など、高精度な形状加工が出来ます。
材料の搬入から、加工、検査、梱包まですべてクリーンルーム内で行えるため、
異物の付着を最小限に抑制できます。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では、
ほとんどの加工設備をすべて自社で設計開発しております。
改造も容易に対応でき、多様化するご要求にお答えします。
加工現場からの生の意見やニーズなどを反映し、
より効率的な生産が行えるよう、日々改良を続けております。
難加工、難加工材等お困りごとがございましたら
是非オーティスへお気軽にご相談ください。