一次電池の種類
電池の歴史は、今から約221年前の1800年、
イタリアの物理学者のボルタによって発明されたボルタ電池から始まったとされております。
電圧Vの単位「ボルト」は、ボルタの名前をとったものです。
さて、一次電池の種類としましては、
・マンガン乾電池
歴史が古く、世界中でたくさん使われ、100円均一店舗でも安く売られており、
よく知られている電池です。時計、懐中電灯、リモコン、携帯ラジオ、など
幅広く使われ、連続放電しない用途で使用されると長持ちします。
・アルカリ乾電池
連続して大きな電流を必要とする、
たとえばラジコン、ミニ四駆、電動歯ブラシなどモーターを動かすものや
ストロボなどパワーが必要なものに最適です。
・アルカリボタン電池
価格が安く防犯ブザーなどに幅広く使われています。
・酸化銀電池
電圧が非常に安定しているのが大きな特徴です。電池寿命がくる直前まで
ほぼ電圧降下もなく一定電圧を保つため、腕時計(クォーツ)など
デリケートな電子機器に使われています。
・二酸化マンガンリチウムコイン電池(CR)
一般的には、CR電池と呼ばれ、電圧は3Vとなり、メモリーバックアップ用途や
車のキーレスエントリーや体重計、体温計に使用されています。
・塩化チオニルリチウム電池、
リチウム系の一次電池の中では最も高い3.6Vの高電圧と使用温度範囲が広いのが
大きな特徴の電池で組込み用部品として販売されている電池である為、
一般にはあまり流通していないが、IoT関係の電源として使われております。
・空気亜鉛電池
小さくても大きな容量の電気を取り出すことができます。
補聴器用途で数多く使用されております。
一次電池にはこのような種類のものがございます。
オーティスの一次電池における加工技術
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では、
電池の正極材、負極材のプレス加工。電解液の微細な精密充填、絶縁シート加工、
電池を保護する為のクション材の加工、特殊スポンジ加工、
固定用テープ加工、パウチのラミネート加工等、
ありとあらゆる形状、異材貼り合わせ加工も得意としております。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社の特徴としましては、
自社内での刃型の金型設計、金型製作を行っており、
数多くの微細、特殊加工を経験しております。
まずは、試作から何なりと弊社、
オーティス株式会社へお問い合わせ頂けると幸いです。