リチウムイオ二次電池の市場規模と可能性
2019年ノーベル化学賞を、リチウムイオン二次電池を開発した
吉野彰・旭化成名誉フェロー(71)が見事、受賞しました。
祝・祝・祝!ノーベル化学賞受賞!!!祝・祝・祝!
本当におめでとうございます。
そして、本当にありがとうございます。
ノーベル化学賞の受賞は吉野彰・旭化成名誉フェローで8人目になるそうです。
では、なぜノーベル賞を受賞できたのでしょうか。受賞理由は皆さんもご存じのとおり、
「リチウムイオン電池の開発」に大きく貢献したからです。
1991年、ソニーが世界で初めて量産化に成功し、
翌年、旭化成は東芝と合弁会社を設立してATBとして参入。
三洋電機と松下電器産業(現パナソニック)も加わり、日本企業が市場を席巻しました。
リチウムイオン二次電池の技術が
IT革命の下支えとなり世界を一変させたんですね。(驚!驚!驚!)
・・・本当に私個人もお世話になっています。
市場規模はというと、リチウムイオン二次電池は携帯電話やノート型パソコンなど
IT機器の世界的普及に貢献し、用途は電気自動車など新市場にも広がってきています。
市場調査会社の富士経済によれば、世界のリチウムイオン二次電池市場は
自動車電動化の影響などから2022年に7.4兆円と
2017年に比べ2.3倍となる見込みだそうです。
7.4兆円、スゴイ市場ですね・・・。
それだけ多くの方が必要としている産業なんですね。
リチウムイオン二次電池を搭載したEVとオーティスの加工技術
これからの世の中は、リチウムイオン二次電池を搭載したEVが主流になるといわれています。
台風19号による広域停電では、EVが「走る蓄電池」として活躍したといわれています。
※台風19号の甚大なる被害において、被災された皆様に心よりお見舞申し上げます。
EVは自然災害に備え、発電した電気を貯めれば、巨大な蓄電システムになる。
もし台風や地震などで停電が起きれば、EVが電気を放出し、供給することもできる。
そんな社会がもうすぐやってきます。
大容量のリチウムイオン二次電池が世の中に認められ、
これからは大型蓄電システムが使用されているんですね。
現在、オーティスも社会及び産業の貢献のために、
リチウムイオン二次電池部品の開発・量産を行っております。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社では、
リチウムイオン二次電池のフィルム・テープ加工の試作、量産実績を多数有しています。
そして、大電流に耐えうるテープ・フィルムを活用した絶縁体や耐熱・放熱シートの加工
といった試作・量産実績を多数保有しています。
また、リチウムイオン二次電池だけでなく、
これからの動力源になる次世代電池として期待されている全固体電池、
クリーンなエネルギーとされる燃料電池のフィルム・テープ加工における
試作・量産にも積極的に取り組んでいきます。
フィルム加工、テープ加工のオーティス株式会社の
コア技術であるプレス加工技術と早いスピードで価値を提供し、
また、一緒に仕事がしたいと思っていただけるように取り組んでまいります。
是非、お気軽にご相談ください。