オーティス株式会社
代表取締役社長
角本 康司
KO-JI KAKUMOTO
私の経営は、会社を100年継続させるための経営であり、
「社員の皆さんが、お子さんを入社させたい」
と思えるような
会社にすることです。主体は、顧客・社員・地域社会です。
現在、日本の製造業が置かれている環境は、何も行動しなければ、未来がない。静かに衰退しながら年取るだけか、企業の突然死が待っているという未来です。
だからこそ、自分自身と自分の会社の未来は、お客様のため、地域のため、家族のために自分達で切り開いていく必要があるのではないでしょうか。
それには、「受け身」から「主体性」への行動変化と、学びの姿勢は、会社のトップが率先することが重要です。そして、10年先まで継続する教育計画とイノベーションが
社内から生まれやすい環境作りに力を入れていくことが必要です。
変化を怖がる人もいますが、世界の状況が激しく変わるならば、我々は変化の先頭に
立てば良いだけです。未来への答えがなければ、一歩ずつ答えに近づく行動とチャレンジをすればよいだけです。我々オーティスはこの危機感を、満足感や達成感に変え、我々のミッションの通り、あらゆる産業の進化に貢献していきます。そして、ビジョンにある通り、お客様や仲間から、 「また一緒に仕事したい」「当社にしかできない」
と言われる会社になりましょう。
人生は平等に一度きりしかありません。嫌でも仕事の時間が、人生の一定の部分は占めています。だから、仕事も、プライベートも、
楽しむ人生にしたら、すごく楽しいと思います。
この考え方で、あなたが情熱を持って行動したら、きっとすごいことが起きるでしょう。
ただ同じ行動を続けていても、違う結果はでません。違う結果を求めているならば、今までと違う行動をしませんか。理屈、評論、愚痴は誰でも言えますが、それは過去のことを言っているだけで、何も未来を変えません。変化の時代に必要なのは、常に未来のことを
考えること、そして、自ら考えて行動する人と仕事をしてきましょう。そのほうが楽しいです。
チャレンジしたら失敗もあるでしょう。その窮地で、大きい声で「ワッハッハ」と笑えるような人を求めています。あきらめずに
試行錯誤をどんどん繰り返し、学びながら、一緒に未来を創っていきましょう。
私は、老後は海辺でキャンプをし、自作のピザ窯でパンを焼き、釣りをして、お笑いを観ながら酒を飲み、本を書いて、映画を作り、
お金に頼らず毎日を過ごし、75歳で夕日を見ながら老衰で死ねれば嬉しいし、それで十分です。
だから、今は仕事に一心不乱に取り組めるし、苦労して努力している人のためにお金を使って、世の中に貢献できることが、すごく
楽しいです。